「アイジー工業のサイディングってどんな特徴があるの?」
「アイジー工業のサイディングの価格はどれくらいなの?」
こういった悩みをお持ちの方に、本記事では以下の内容について解説しています。
・アイジーサイディングの製品価格とラインナップ
・アイジーサイディングの施工価格が変動する要因
・一般的なガルバリウム鋼板の施工価格(相場)
・アイジーサイディングの特徴
アイジー工業製のサイディングの採用を検討しており、価格が気になる方はぜひ最後までご覧ください。
目次
アイジーサイディングの製品価格とラインナップについてご紹介します。
アイジーサイディングには3種類のシリーズがあります。
・シンプルモダンシリーズ
・ナチュラルシリーズ
・ベーシックシリーズ
それぞれのシリーズに特徴があり、価格も仕様も異なっています。
色の展開も多く、選択肢はかなり豊富です。
各シリーズの特徴について解説していきます。
シンプルモダンシリーズは金属の質感を活かした、すっきりとしたデザインが人気のシリーズです。
製品のラインナップは以下の通りになります。
・SP-ガルボウ
・SP-ビレクト
・SP-ガルブライト
・SP-ガルスパン
・SP-スリムスパン
・SP-ガルステージシャイン
特にSP-ガルボウシリーズは2022年度のグッドデザイン賞を授賞しているものです。
スッキリと美しい、壁と屋根一体デザイン住宅を実現させるサイディングとなっています。
金属らしい光沢と質感が無骨な雰囲気を表現しています。
シンプルモダンシリーズの製品価格は1枚当たり23,810〜29,100円です。
平米単価でいうと、7,200〜8,800円となっています。
ナチュラルシリーズは石、タイル、木目などの自然素材を表現したデザインが人気のシリーズです。
シリーズ名であるナチュラルが示す通り、自然にある素材をデザインだけでなく質感も含めて表現しています。
石目調のデザインであれば、表面を触ると凹凸やざらざらとした質感が楽しめます。
製品のラインナップは以下のとおりです。
・NFI-フィネストーンⅡ
・NFI-グラブロッシュ
・NPT-スプリームウッド
・NPT-ヴァリオスブリック
・NPT-モンターニュ
・NP-テセルブリックⅡ
・NP-シャドーライン
・NP-ファブリックライン
ナチュラルシリーズの製品価格は、1枚当たり22,150〜33,060円です。
平米単価でいうと、6,700〜10,000円となっています。
ベーシックシリーズはシンプルでスタンダードなデザインが基調となっています。
アイジーサイディングの定番商品です。
・銘壁
・伸壁
上記の2種類があります。
外壁塗装によく使われるスタッコ柄を金属系サイディングで見事に表現してくれています。
銘壁はタテ張り専用の製品ですが、伸壁はお好みに合わせてタテ張りでもヨコ張りでも使用可能です。
共に4色展開となっています。
住宅にも店舗などの非住宅にも使用可能なシリーズです。
ベーシックシリーズの製品価格は、1枚当たり18,850〜20,830円です。
平米単価でいうと、5,700〜6,300円となっています。
アイジーサイディングを採用する場合、できるだけ価格は抑えたいと思われる方もいるでしょう。
そこで下記では、価格が変動する要因について解説していきます。
・製品のグレード
・外壁の面積
・施工業者
これらの要素によって施工価格は変動しますので、ポイントを押さえて価格を抑えましょう。
各要素について確認していきましょう。
製品のグレードによって金額は変わります。
グレードが高ければ高いほど、金額は高くなります。
その分、品質が高かったりデザインに特徴が現れたりするものです。
また、サイディングの表面材によっても金額は変わります。
アルミ材は価格が高くなりますが、ガルバリウム鋼板であればコストパフォーマンスに優れています。
外壁の面積が広いほど、価格は高くなります。
基本的には面積が広ければ広いほど、製品価格も施工価格も高くなるものです。
また、1階の建物と3階の建物では足場代も変わります。
建物の高さと広さによって足場にかかる費用も高くなってしまいます。
実際に現場で施工する施工業者さんによって価格は変わります。
良い業者さんもいれば、残念ながら悪い業者さんもいるのです。
業者によっては良心的な価格で施工をしてくれたり、逆に不必要な経費を計上して高い費用で工事をしようと試みたりする業者もいます。
複数の業者さんから相見積もりを取って、価格を確認しましょう。
また、見積もりをもらったときは金額を確認して疑問点はしっかりと確認してください。
ガルバリウム鋼板の外壁工事をしたとき、一般的にはどれぐらいの金額がかかるのでしょうか。
相場の価格についてお伝えします。
重ね張り(カバー工法)の場合で130~220万円程度です。
張り替えの場合には100~360万円程度の金額がかかります。
上記の価格は一般的な価格になっており、現場によって価格は変動しますので実際にかかる金額が知りたい方は業者に見積もりを取ってみてください。
アイジーサイディングはアイジー工業製のサイディングです。
多くのサイディングメーカーは窯業系サイディングも製造していますが、アイジー工業は金属系サイディングを専門で取り扱っているメーカーになります。
山形県発祥のアイジー工業は、雪国でも耐久性の高さを発揮し、凍害に対する耐性も持っている金属系サイディングを製造しています。
そんなアイジー工業が製造、販売しているのがアイジーサイディングです。
アイジーサイディングの特徴について項目ごとに解説していきます。
・軽量で耐震性が高い
・金属でもさびに強い
・断熱性が高い
これらの特徴についてみていきましょう。
アイジーサイディングは軽量な作りになっています。
軽量なサイディングは建物に負担をかけにくいため、耐震性が高いです。
アイジーサイディングの重量は窯業系サイディングと比較して3分の1以下となっています。
カバー工法で重ね張りをする際にも使いやすい重量になっています。
アイジーサイディングの表面材にはガルバリウム鋼板が使用されています。
ガルバリウム鋼板は耐久性や耐候性が高く、外壁という常に外部にさらされている状態でも長期間使用できます。
メーカー試験では20年相当の期間をかけてもさびが発生しませんでした。
従来の亜鉛メッキ鋼板に比べて3~6倍の寿命が期待できます。
一部の製品に使われている超高耐久ガルバは塩害にも強く、海に近くてもさびにくい仕様になっています。
アイジーサイディングは断熱性能が高いです。
表面と裏面の金属板で断熱材を挟みこんでいる構造になっており、この構造が断熱性能を高めています。
断熱材には高い断熱性能を誇るポリイソシアヌレートフォームが採用してあります。
裏面材にはアルミライナー紙を用いて、断熱材からの熱を伝えにくくしているのです。
アイジーサイディングの厚みは15mmですが、同じ厚みでも窯業系サイディングと比較すると2倍以上の断熱性能を持っています。
アイジーサイディングの使用を検討しているのであれば、業者から見積もりを取りましょう。
製品価格は決まってはいますが、実際の施工価格は現場によって異なるため業者が見ないことには判断がつきません。
近所の業者や大手の業者など、複数の業者から見積もりを取ることで金額が適正か判断をしましょう。
ただし相見積もりは多くても2社程度を目安にしてください。
見積書は金額だけではわかりにくい部分もあるので、会社や担当者の対応も含めて検討してみてください。
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