「金属系サイディングを検討しているがセリオスサイディングってどうなの?」
「セリオスサイディングにはどのような特徴があるの?」
こういった悩みをお持ちの方に、本記事では以下の内容について解説しています。
・日鉄鋼板株式会社ってどのような会社?
・金属系サイディングの特徴
・セリオスサイディングの特徴と種類
・セリオスサイディングに関するよくある質問
日鉄鋼板製の金属系サイディングであるセリオスサイディングについて、ご自宅での使用を検討されている方はぜひ最後までご覧ください。
目次
日鉄鋼板株式会社は、本記事で紹介するセリオスサイディングを製造している日本製鉄グループの企業です。
金属の製造に関しては国内大手で、品質には定評があります。
建材薄板業界のリーディングカンパニーで、金属系サイディングだけでなく金属屋根も製造しています。
サイディングとは住宅の外壁に張る板材のことを指します。
そして金属系サイディングとは、金属でできているサイディングのことです。
軽量で扱いやすく、近年多くの住宅や店舗などに活用されています。
外壁を金属系サイディングにすることで、重厚感と高級感のある住宅に仕上げやすいです。
金属の素材はガルバリウム鋼板のほかにアルミや樹脂などもあります。
耐用年数は20~30年ほどですが、定期的なメンテナンスを施すことでそれ以上に長く使うことも可能です。
セリオスサイディングの特徴について解説していきます。
・表面塗装の技術が優れている
・高い断熱性能を誇る
・グッドデザイン賞を受賞するほど仕上がりが美しい
・軽量で建物に負担がかからない
・保証が充実している
セリオスサイディングの表面材にはガルバリウム鋼板が使用されており、コストパフォーマンスに優れた製品といえます。
特徴について一つずつ紹介していきます。
セリオスサイディングは表面材への印刷技術に強みがあるのが特徴です。
グラビアオフセット印刷塗装ではリアルにデザインされた模様が転写可能で、木目のデザインを際立たせてくれます。
また、セリオスプライム印刷では防汚性もしくは熱反射性の高機能な塗装が施してあります。
そのため印刷技術を使ってデザインだけでなく、製品の質を高めることが可能です。
断熱性能の高さもセリオスサイディングの特徴です。
断熱材には厚さ16ミリの硬質プラスチックフォーム断熱材を使用しているため、優れた断熱性を持っています。
この断熱材を金属材で挟み込むサンドイッチ構造を採用しており、断熱材の効果を余すことなく発揮してくれます。
「スターラインプライム」シリーズは2020年度にグッドデザイン賞を受賞しています。
長尺対応が可能で、2Fから1Fまでの外壁でも目地を設ける必要がありません。
そのため、仕上がりの美観性が非常に高くなります。
また、一般品との重量比を20%減まで抑えて基板材料を減らしていることも受賞理由になっています。
セリオスサイディングは軽量なため、建物にかかる負荷が少なくなります。
建物にかかる負荷が少ないほど地震の影響を受けにくくなるので、耐震性を高めてくれます。
リフォームで重ね張りをする場合にも、軽量なセリオスサイディングは最適です。
セリオスサイディングは保証が充実しています。
穴あきと赤さびに関しては10年間の保証があり、塗膜膨れ・剥がれ、塗装変褪色に関しては15年の保証があります。
これだけの手厚い保証は製品に自信がないとなかなかできません。
ただし製品によっては保証年数が異なるので注意が必要です。
また、ここで紹介している情報は2023年7月時点の情報です。
保証期間は今後変更される恐れがある点、ご留意ください。
セリオスサイディングは使用方法によって2種類に分けることができます。
サイディングは製品によって張り方に違いがあります。
張り方が変われば、模様の方向も変わってしまうからです。
製品ごとに張り方が決まっているので、選定時にはしっかり確認してください。
・タテヨコ両方で使用できる
・タテ張りのみで使用できる
これらの使い方のできるセリオスサイディングの製品について、それぞれ解説していきます。
タテヨコ両方で使用可能なのは以下のシリーズです。
・スターラインプライム
・スターラインプライム-HJ
・スターラインR
・輝石
・サガン
・くしびき
・快星
・快星もくめ
金属の質感を表現してくれるスターラインシリーズや石目調がおしゃれな輝石、シンプルなデザインの快星シリーズなどが展開されています。
タテ張りでのみ使用可能なのは以下のシリーズです。
・木星
・木星檜
・すい星
タテ張りは伝統的な外観を演出してくれます。
古い日本家屋の外装材として用いられているような焼杉や檜のような仕上がりが特徴の木星、木星檜、和風建築にも洋風建築にもあわせやすいすい星などを展開しています。
セリオスサイディングに関するよくある質問についてお答えします。
・金属系サイディングの耐用年数は何年ぐらい?
・セリオスサイディングできれいに外壁を仕上げるには?
・住んでいる地域でも使える?
・セリオスサイディングのメンテナンス方法は?
これらの質問について、それぞれ回答します。
金属系サイディングの耐用年数は、20~30年程度でサビが表面に出始めます。
適切なメンテナンスを施すことで50年以上も持つ高耐久な外壁材です。
そのため、定期的に外壁のメンテナンスを実施することをおすすめします。
セリオスサイディングできれいに外壁を仕上げるためには、日鉄鋼板製の金属屋根「エバールーフ」の使用を検討してみましょう。
同一メーカーの金属屋根と金属系サイディングを使うと、仕上がりに統一感がでます。
双方の良い部分をひきだすことができるでしょう。
洋風な家に合う柄も、和風な家に合う側も展開しているためご自宅にあった柄を選定しましょう。
もしも、コーディネートが難しいと思えば施工業者さんに相談してみましょう。
セリオスサイディングは、今お住まいの地域でも使用可能です。
日鉄鋼板は金属系サイディングの大手メーカーなので取り扱っている業者も多いからです。
また、窯業系サイディングは一般地用と寒冷地用がありますが、金属系サイディングは特に違いがないためどこでも使えます。
ただし、防火地域にお住まいの方は防火用を選定しないといけませんので、注意してください。
金属系サイディングは適切なメンテナンスをすれば、より長期間にわたって美観性を保ってくれます。
定期的な清掃(高圧洗浄)や塗装をすることで、耐久性を延ばすことが可能です。
目安としては15年~20年ほどで塗装の必要があります。
メンテナンス周期は製品によっても異なるので、仕様はご確認ください。
本記事ではセリオスサイディングについて解説しました。
セリオスサイディングは日鉄鋼板株式会社が製造している金属系サイディングです。
金属系サイディングは高耐久で長期にわたって美観性を保ってくれる製品です。
金属系サイディングの外壁を検討中の方は、ぜひWall the bestにご相談ください。
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