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【施工事例あり】ガルバリウム鋼板の外壁はおしゃれなグレーが人気!

2023.07.01 Sat

「外壁をグレーのガルバリウム鋼板にするとどんな感じになるの?」
「後悔したくないから、デメリットがないか知りたい」

外壁をグレーのガルバリウム鋼板にするか検討している方の中には、外観のイメージやメリット・デメリットがよく分からず、不安な方もいるのではないでしょうか。

ガルバリウム鋼板もグレーの外壁も、それぞれ人気があり多くの人に選ばれています。

しかし、デメリットを知らないまま施工すると後悔することがあるため注意が必要です。

本記事では、外壁をグレーのガルバリウム鋼板にするとどのような外観になるのか、施工事例を交えて紹介します。

ガルバリウム鋼板やグレーの外壁のメリット・デメリットなどについても紹介しているので、ぜひご一読ください。

ガルバリウム鋼板とグレーは相性抜群


金属の外壁材であるガルバリウム鋼板は、グレーカラーとの相性が良く、多くのお客様に選ばれる人気の組み合わせです。

ガルバリウム鋼板のメタリックさとおしゃれでモダンなグレーの相乗効果で、クールな印象に仕上がります。

グレーといっても、ライトグレーやダークグレー、グレージュなど種類が豊富です。

明度や色味、ツヤの有無などによっても外観の印象が変わります。

外観を明るい印象にしたいならライトグレー、重厚感や落ち着いた印象にしたいならダークグレーなど、好みに合わせて選びましょう。

グレー系のガルバリウム鋼板の外壁を施工した事例

実際にグレー系のガルバリウム鋼板の外壁を施工した事例を3つ紹介します。

施工を依頼する際の参考にしてください。

【U邸/東京都西東京市】

ダークトーンのグレーのガルバリウム鋼板を外壁に施工した事例です。

建物前のスペースが白っぽいこともあり、コントラストが効いてスタイリッシュな印象があります。

ドアが木目調で素材との対比もあるため、あたたかみもプラスされています。

【A邸/東京都立川市】

こちらも外壁をグレー単色で仕上げた事例です。

外壁は単色ですが、サッシにシルバーを採用しており、アクセントになっています。

【H邸/東京都練馬区】

外壁にグレー、屋根やサッシなどに黒を採用した事例です。

全体が引き締まって見えるため、カッコいい印象があります。

周囲の植え込みの緑も映えており、無機質さを和らげています。

ガルバリウム鋼板の特徴

ガルバリウム鋼板とは、鋼板に対して亜鉛やアルミなどの合金をメッキ加工した素材のことです。

軽量かつ丈夫な素材で、屋根や外壁材として用いられます。

メッキで鉄板を覆っているため、金属の外壁材ながらサビたり腐食したりしにくいことが特徴です。

耐用年数が20〜35年と長く、定期的なメンテナンスを怠らなければ長期間使用できます。

コストパフォーマンスが高く、近年人気の外壁材です。

ガルバリウム鋼板のメリット

ガルバリウム鋼板を外壁材に使うメリットは下記の2点です。

・サビに強く、耐久性が高い
・耐震性に優れている

どちらも外壁材として長く使っていく上で重要なポイントになるので、ぜひご確認ください。

サビに強く、耐久性が高い

ガルバリウム鋼板はサビに強く耐久性が高い外壁材です。

メッキで鉄板を覆っているため、他の金属系の外壁材と比べてサビにくく、高い耐久性を持ち合わせています。

外壁材がサビてしまうと建物の外観が損なわれるだけでなく、建物自体を傷める原因となります。

メッキ部分が傷ついても、鋼板を覆っている亜鉛が先に溶け出して鋼板部分のサビを防止するのが特徴的です。

劣化がゆるやかなため、建物の外観を長く美しく保てます。

耐震性に優れている

ガルバリウム鋼板は軽量な外壁材のため、耐震性に優れています。

モルタルやセメントのように外壁材が重いと、地震の際に建物にかかる負荷が大きくなり危険です。

結果的に建物が傷んだり、最悪の場合は倒壊したりする恐れがあります。

住宅への被害が深刻化してしまう可能性があるため、外壁材の重さには気をつけなければなりません。

ガルバリウム鋼板は軽量かつ丈夫な外壁材のため、地震の際にも建物への負荷が少ないのが特徴です。

ガルバリウム鋼板のデメリット

ガルバリウム鋼板を外壁材に使うデメリットは下記の2点です。

・傷や凹みがつきやすい
・サビが発生する可能性がある

2点目の「サビが発生する可能性がある」については、メンテナンスで回避できることがあるため、ぜひご確認ください。

傷や凹みがつきやすい

ガルバリウム鋼板は外部からの衝撃に弱いため、小石やボールなどが当たると傷がついたり凹んだりしやすいです。

ガルバリウム鋼板に傷がつくと、傷からサビが発生して劣化しやすくなる場合があります。

凹みが目立ってしまい外観を損ねる可能性もあるため注意が必要です。

庭で子どもがボール遊びをするなど、外壁に衝撃が加わるおそれがある場合には気をつけなければなりません。

ガルバリウム鋼板を使いたい場合は、外部からの傷や衝撃が加わる可能性が少ないかを考慮する必要があります。

サビが発生する可能性がある

ガルバリウム鋼板はサビが発生にくいことがメリットです。

ただし金属なので、表面にサビが発生する可能性はあります。

特に海の近くや工場地帯などの塩害がある地域では、サビが発生する可能性が高いです。

サビが発生してしまうと、外壁の見た目が悪くなるだけでなく耐用年数も短くなってしまうため、定期的にメンテナンスを行う必要があります。

サビの原因となる塩分やホコリなどを水で洗い流し、傷がついたら早めに補修を業者に依頼しましょう。

定期的なメンテナンスを怠らないことが大切です。

外壁をグレーにするメリット

外壁をグレーにするメリットは下記の3点が挙げられます。

・汚れや経年変化が目立ちにくい
・周囲の景観に馴染みやすい
・他の色と組み合わせやすい

どれもグレーの扱いやすさを示しているので、ぜひご確認ください。

汚れや経年変化が目立ちにくい

汚れや経年変化が目立ちにくいのは、外壁をグレーにする大きなメリットです。

白や黒の外壁では、同じ汚れでもグレーと比べて汚れが目立ってしまいます。

ダークグレーは汚れが目立ちにくいため、外観が気になる方はダークグレーを考えてみるのも良いでしょう。

またグレーは色あせたとしても色の変化が少ないため、経年変化を感じさせません。

グレーは、家の外観を長く綺麗に保ちたい方にぴったりの色と言えます。

周囲の景観に馴染みやすい

グレーは周囲の景観に馴染みやすいことが特徴です。

明度によるバリエーションが豊富なため、周囲の環境に合わせやすいです。

周囲の環境に合わせて明度や色味を選んでおくと、地域の中で悪目立ちする心配がありません。

明度や色味を合わせつつ、デザインを調整したり他の色と組み合わせたりするとおしゃれに仕上がります。

他の色と組み合わせやすい

グレーは他の色と組み合わせやすい色です。

色の主張が控えめであり、どんな色とも調和しやすく使いやすいカラーといえます。

外壁の色の組み合わせで失敗したくない方に適した色です。

なお外壁をツートンカラーにする場合は、組み合わせる色に気をつけましょう。

組み合わせに失敗してしまうと、周囲から悪目立ちしてしまうこともあります。

失敗しにくい色としてグレーを選択肢に入れておきましょう。

外壁をグレーにするデメリット

外壁をグレーにするデメリットは、地味な印象になりやすいことです。

グレーは無難で使いやすい分、個性を出しにくくなってしまいます。

地味な印象になるため、せっかく新築なのに少し地味な印象を与えやすいのは難点です。

外観を地味な印象にしたくない場合、グレー以外のカラーを検討してみましょう。

また他の色と組み合わせるとメリハリが効いて、おしゃれで印象的な外観に仕上げやすいです。

グレーと相性の良い色

グレーは無彩色のため、どんな色とでも組み合わせられます。

どんな色と組み合わせていいのか悩んでしまう方のために、特にグレーと相性の良い色を紹介します。

グレーと相性の良い色と印象は下記のとおりです。

・グレー×白:明るい白とのコントラストが効いてスタイリッシュな印象
・グレー×黒:黒が全体を引き締め、カッコいい印象
・グレー×木目調:無機質さが和らぎ、あたたかみのある印象

組み合わせる色を選ぶ際には、屋根やサッシ、ドアの色との配色を考慮する必要があります。

グレーは色味や明度によって印象が変わるため、相性の良い色も変わってきます。

気になる色の組み合わせがある場合は、業者に相談してサンプルを見せてもらうと失敗しにくいです。

グレーのガルバリウム鋼板で外壁をおしゃれにしよう

グレーのガルバリウム鋼板の外壁について、施工事例を交えて特徴をご紹介しました。

金属の外壁材であるガルバリウム鋼板とグレーカラーは相性がよく、クールな印象に仕上がります。

グレーの外壁は汚れや経年変化が目立ちにくく、周囲の景観に馴染みやすいのがメリットです。

グレーは無彩色のため、自然に他の色と組み合わせやすいです。

ただしグレーは地味に見えることもあるため、外壁をおしゃれに仕上げたい場合は、他の色と組み合わせることもご検討ください。

色を決める際には、信頼できる業者に相談してサンプルを見せてもらいましょう。

実際の色味を見てから決めると失敗を防ぎやすいです。

まずは信頼できる建築外壁業者へ相談してみることをおすすめします。

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この記事は「内野 友和」が
書いています。

1979年生まれ。一級建築板金技能士。父・内野国春の元で建築板金の修行を始め、2014年より代表となり家業を受け継ぐ。20年以上、約5000件の現場経験で培った技術と知識で、建物の屋根・雨樋・板金・外壁工事を通じ、地域の皆様のお役に立てるように努力しております。
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