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ガルバリウム鋼板の張り方は?外壁の施工方法や注意点を紹介

2022.12.11 Sun


「外壁にガルバリウム鋼板を張る場合の施工方法を知りたい」
「ガルバリウム鋼板の外壁はDIYできる?」

外壁をガルバリウム鋼板にしようと考えている方のなかには、どのように完成するのか施工方法を知りたい方もいるのではないでしょうか。

ガルバリウム鋼板への外壁リフォームは、「張り替え」「重ね張り(カバー工法)」の2つがあります。

本記事ではガルバリウム鋼板の張り方や外壁の施工方法、注意点などについて解説します。

外壁の張り方やガルバリウム鋼板の特徴を知りたい方はぜひご一読ください。

ガルバリウム鋼板とは

ガルバリウム鋼板とは、鋼板に亜鉛やアルミなどの合金をメッキ加工した金属素材のことです。

亜鉛でメッキした鋼板をトタンといいます。

亜鉛は穴あきの拡大を抑える防食作用を持っていますが、亜鉛が溶けきってしまうと防食作用がなくなり劣化が進行します。

そのためトタンは比較的耐用年数が短く、劣化が進行すると穴があいてしまうのです。

一方ガルバリウム鋼板は、亜鉛とアルミを組み合わせているため、トタンよりも耐久性に優れた金属材となっています。

外壁にガルバリウム鋼板を使用するメリット

外壁材は容易に交換できるものではないため、特徴を十分に把握して素材を決める必要があります。

ガルバリウム鋼板は、外壁材のなかでもメリットが多い素材です。

ガルバリウム鋼板を外壁材として使用する場合のメリットは、以下の5つが挙げられます。

・耐用年数が長い
・サビに強い
・耐震性に優れている
・汚れが付着しにくい
・スタイリッシュな仕上がり

ガルバリウム鋼板の特徴を1つずつ確認していきましょう。

耐用年数が長い

ガルバリウム鋼板は、外壁材のなかでも耐用年数の長い素材です。

具体的な耐用年数は商品や環境によって異なりますが、一般的に20~35年程の耐用年数となります。

10~15年を目安に塗装メンテナンスを行うことで、より長持ちさせることが可能です。

ただし、ガルバリウム鋼板にキズやサビが発生している場合は劣化の進行が早まる可能性があります。

ガルバリウム鋼板を長持ちさせるには、定期的にメンテナンスを行い、サビやキズを早期発見して対処することが重要です。

サビに強い

ガルバリウム鋼板は、金属外壁材のなかでもサビに強い建材です。

絶対にサビないわけではありませんがアルミやトタンといった金属材と比較するとサビにくいです。

定期的に塗装メンテナンスを行うと、サビの発生リスクを軽減でき長持ちさせられます。

耐震性に優れている

ガルバリウム鋼板は軽量なため、耐震性に優れた家づくりが可能です。

地震が発生した際、外壁や屋根が重たいと建物への負荷が大きく、家屋倒壊のリスクが高まります。

地震による家屋倒壊のリスクを軽減するには、外壁や屋根を軽量化することが重要です。

軽量なガルバリウム鋼板は、屋根や外壁のカバー工法によるリフォームを行う際にも多く利用されます。

汚れが付着しにくい

ガルバリウム鋼板は、汚れが付着しにくい外壁材です。

サイディング外壁材と比較するとコケの発生リスクが低いため、きれいな状態を長持ちさせられます。

なお艶消しのマットカラーは傷や汚れがつきやすいです。

しかし金属外壁以外の外壁材でもマットカラーは汚れや傷がつきやすいため、ガルバリウム鋼板に限った特徴ではありません。

デザインが豊富

外壁材としてガルバリウム鋼板を使用すると、金属外壁特有のスタイリッシュな仕上がりとなります。

ガルバリウム鋼板の種類や色によっても仕上がりが大きく異なるため、他と被らない個性的な家にしたい方にも人気です。

また近年はレンガ柄や木目調、石彫柄など多彩なデザインのガルバリウム鋼板が登場しています。

これまで、機能性は魅力だけどスタイリッシュでシンプルなデザインがあまり気に入らないという方もいました。

しかし近年はデザインのバリエーションが充実してきているため、数年前は好みのものがなかった方も、自分好みのデザインと出会える可能性があります。

外壁にガルバリウム鋼板を使用するデメリット

外壁材を選ぶ際は、デメリットもしっかりと把握したうえで決めることが大切です。

ガルバリウム鋼板を外壁材として使用する場合のデメリットは、以下の4つが挙げられます。

・サビが発生する可能性がある
・製品によっては凹みやすい
・施工業者が少ない
・施工費用が高い

デメリットも把握して、後悔のない外壁材選びをしましょう。

サビが発生する可能性がある

ガルバリウム鋼板は金属建材のなかではサビに強いですが、絶対にサビないわけではありません。

立地環境や外壁の取り扱いによっては、サビの発生するリスクが高まる可能性があります。

金属外壁材は、サビが発生する前に塗装によるメンテナンスをすることが重要です。

サビを放置すると穴があいてしまう恐れがあるため、サビを見つけた場合は早急に対処しましょう。

製品によっては凹みやすい

一般的なガルバリウム鋼板の外壁材は、外部からの衝撃に弱いです。

特にフラットなデザインや薄いガルバリウム鋼板は、簡単に凹みやすいです。

波型や角型などフラットではない製品や厚みのあるガルバリウム鋼板を選ぶと、衝撃で凹むリスクを軽減できます。

日ごろから子供がボール遊びをする家庭や豪雪地帯にお住いの方は、凹みやすい製品を避けた方がよいでしょう。

施工業者が少ない

ガルバリウム鋼板は、窯業系サイディングと比較して普及率が低い外壁材です。

外壁材としてガルバリウム鋼板を使用する場合は専門知識や技術力を要します。

そのため、質の高い工事を行える業者はそれほど多くはありません。

ガルバリウム鋼板を外壁材として使用する場合の専門業者は建築板金業者となります。

各建築板金業者のホームページなどで施工実績を確認のうえ、依頼するのがおすすめです。

施工費用が高い

ガルバリウム鋼板は、窯業系サイディングと比較すると施工費用が高い外壁材です。

しかしガルバリウム鋼板は外壁材のなかでも長持ちする建材です。

さらにメンテナンス頻度も低いため、長い目で見ると外壁にかかる費用を軽減できます。

外壁を張り替える時のガルバリウム鋼板の張り方


張り替えとは、既存の外壁を撤去して、新たな外壁材を張り付ける方法です。

張り替えによるガルバリウム鋼板の張り付けは、2週間〜1か月かけて以下の流れで実施されます。

1.足場を設置する(1日)
2.外壁材を撤去する(3~5日)
3.外壁内部を確認、修理する(2~6日)
4.ガルバリウム鋼板を張り付ける(8~14日)
5.シーリング工事(1~3日)
6.足場を撤去する(1日)

外壁リフォームは効率的に作業を行うため、初日に足場を設置します。

足場の設置後は、既存の外壁材の撤去です。

外壁内部の劣化を確認しながら作業して外壁内部のカビや劣化があればメンテナンスを行い、透湿防水シートを施工します。

内部のメンテナンスや透湿防水シートの施工を行った後は、ガルバリウム鋼板の張り付け作業を行います。

ガルバリウム鋼板の張り付けは、施工する箇所に合わせてカットして隙間なく収めていきましょう。

仕上げにシーリング工事を行い、外壁の張り替え作業が終了となります。

シーリングとはサイディングの隙間に充填剤を埋めることで、気密性や防水性を高めるためにも大切な工程です。

足場の設置や解体、既存の外壁材の撤去時など外壁リフォームは大きな音が鳴り響きます。

トラブルを防止するため、工事開始前に近隣住民への挨拶を済ませておく業者もあります。

重ね張り(カバー工法)のガルバリウム鋼板の張り方


重ね張りとは既存の外壁材の上に新たな外壁材を張り付ける方法で、カバー工法とも呼ばれます。

既存の外壁を撤去しない重ね張りはどうしても重量が増すため、耐震性に影響が出てしまいます。

そのため、重ね張りでは軽量なガルバリウム鋼板が使用される場合が多いです。

重ね張りによるガルバリウム鋼板の張り付けは、1〜3週間かけて以下の流れで実施されます。

1.外壁の状態を確認と足場の設置
2.胴縁を設置する
3.ガルバリウム鋼板を張り付ける
4.シーリング工事
5.足場の撤去

重ね張りでの外壁リフォームは、はじめに外壁の状態を確認します。

外壁の状態によっては、重ね張りが適さない場合やできない場合があるためです。

外壁の状態を確認し、重ね張りによるリフォームが可能であれば、足場を設置します。

足場の設置後は、ガルバリウム鋼板を固定するための下地材である胴縁の取り付けです。

胴縁の取り付けと同時進行で、既存外壁の補修も行っていきます。

胴縁を取り付けて既存外壁の補修が終われば、ガルバリウム鋼板の張り付けを行います。

ガルバリウム鋼板を胴縁に打ち付け、仕上げにシーリング工事を行ったら重ね張りの工事は終了です。

その後、足場を撤去し引き渡しとなります。

外壁にガルバリウム鋼板を活用した施工事例


金属外壁のリフォームを考えている方は、デザイン面で不安を抱いている方もいるのではないでしょうか。

ガルバリウム鋼板を外壁に使用するとどのような感じになるのかは、実際の施工事例を確認するのが一番です。

実際にWall the bestが施工した事例を紹介します。

 

・東京都東村山市で施工を行った事例

これはスパンドレルで仕上げた事例です。

スパンドレルとは、幅の狭い板金材を連鎖させて仕上げたガルバリウム鋼板で、平面に仕上げたり凹凸に仕上げたりできます。

外壁材として使用する以外にも、看板の下地や内装で使用したりできるため、汎用性に優れている金属外壁材です。

 

・東京都西東京市で施工を行った事例

これはビレクトで仕上げた事例です。

ビレクトはIG工業製の横張り専用外壁材で、裏面には断熱材がついています。

そのため、ビレクトの使用は断熱性に優れた家づくりにつながります。

他にも、外部からの衝撃に強いため、ガルバリウム鋼板のデメリットでもある凹みが心配な方にもおすすめです。

表面が平らでシンプルなデザインで、メーカー専用の純正部材もあるビレクトは、デザイン性にこだわる方でも納得の仕上がりとなるでしょう。

 

・埼玉県所沢市で施工を行った事例

これは波板を使用した事例です。

波板は屋根に使用されることが多いですが、外壁材としても使用できます。

波板の丸い曲線は優しい雰囲気の外観に仕上げられます。

ガルバリウム鋼板の外壁材には、さまざまな色や形状のデザインがあります。

モダンなデザインはもちろん、落ち着きのある和風や南欧風の外壁に仕上げることもできます。

ガルバリウム鋼板は耐用年数が長くてサビに強いだけでなく、自分好みのデザインを選びやすい外壁材です。

ガルバリウム鋼板を外壁に張る場合の費用相場


リフォーム工事は、まとまった額の費用が必要になるケースもあります。

そのため、事前に費用の相場を知っておきたい方もいるのではないでしょうか。

ガルバリウム鋼板を外壁に張る場合の費用相場は、下記の通りです。

・新築の場合:150~300万円程度
・リフォームの場合:200~400万円程度

工法別のリフォーム費用相場は、下記の通りです。

・張り替え:100~360万円程度
・重ね張り(カバー工法):130~220万円程度

なお、ガルバリウム鋼板を張り付けた後のメンテナンスにかかる費用相場は、以下の通りです。

・塗装:60~120万円
・ひび割れによる部分修理:1~10万円
・コーキングの打ち替え:900〜1,200円/メートル
・コーキングの打ち増し:500~900円/メートル
・鉄部のサビ取り:200~2,200円/平方メートル
・穴、へこみ、欠け、傷などの部分補修:1~6万円/箇所

外壁にガルバリウム鋼板を張り付ける場合は、初期費用は他と比べて高額です。

しかし、サビや凍害に強くメンテナンス周期が長いため、長い目で見るとコストパフォーマンスに優れた外壁材といえます。

ガルバリウム鋼板外壁を選ぶ際のポイント

ガルバリウム鋼板は、適切に施工を行えば長持ちするものであるため、慎重に業者や外壁材を選ぶ必要があります。

外壁にガルバリウム鋼板を採用する際のポイントは、以下のとおりです。

・施工は信頼できる業者へ依頼する
・艶の有無を検討する
・色の特徴を考慮する

上記ポイントを参考に、後悔がない外壁材選びを行いましょう。

施工は信頼できる業者へ依頼する

外壁材としてガルバリウム鋼板を採用する場合は、信頼できる業者へ施工を依頼するのが最適です。

信頼できる業者の特徴は、以下のとおりです。

・施工実績が豊富にある
・丁寧に点検や説明をしてくれる
・見積書の内容が明瞭に書かれている
・資格を所有している職人が在籍している

ガルバリウム鋼板の貼りつけは専門知識や技術が必要なため、業者選びは慎重に行いましょう。

艶の有無を検討する

ガルバリウム鋼板には艶ありと艶なしがあり、艶の有無で仕上がりの雰囲気やメンテナンス費用が大きく異なります。

艶ありのガルバリウム鋼板は、表面がつるつるしていて汚れが付着しにくいです。

一方で艶なしのガルバリウム鋼板は、落ち着いた仕上がりとなりますが汚れが付着しやすいのが特徴です。

きれいな状態を長持ちさせたい場合は、艶ありのガルバリウム鋼板が適しています。

色の特徴を考慮する

外壁は色によって汚れや色あせの目立ちやすさ、遮熱性などが大きく異なります。

遮熱性を高めたい場合は、白に近い色を選択すると高い遮熱効果を期待できます。

しかし白は汚れが目立つため、汚れやすさを軽減したい場合はグレーやシルバーなどの中間色がおすすめです。

中間色は汚れの目立ちにくさ以外にも、色あせのリスクも軽減できるため、きれいな状態を長持ちさせたい方にグレーやシルバーは最適です。

ガルバリウム鋼板を外壁に張る際のよくある疑問


ガルバリウム鋼板を外壁に張る場合に、多くの方が抱えやすい疑問をまとめました。

よくある疑問は、以下の通りです。

・DIYで外壁にガルバリウム鋼板を張り付けられる?
・ガルバリウム鋼板は何年持つ?
・ガルバリウム鋼板で人気の色は?
・ガルバリウム鋼板のメリットとデメリットを知りたい

疑問を解消して、納得したうえでガルバリウム鋼板への外壁リフォームを行いましょう。

DIYで外壁にガルバリウム鋼板を張り付けられる?

ガルバリウム鋼板をDIYで張り付けるのは避けた方がよいです。

ガルバリウム鋼板は正しく施工しないと、雨漏りやサビの原因となります。

また、既存の外壁に傷がつくことにより新しいトラブルの発生原因となりかねません。

ガルバリウム鋼板の張り付けは高い施工技術を要するため、知識と経験がない人が施工すると施工不良となる可能性が高いです。

外壁リフォームは高所での作業も必要となるため、落下によるケガのリスクもあります。

そのため外壁をガルバリウム鋼板にする場合は、張り替えにせよ重ね張りにせよ、工法に関わらず業者へ依頼した方が無難です。

外壁にガルバリウム鋼板を張りたい場合は、直接工事を行ってくれる建築板金業者への依頼をおすすめします。

ガルバリウム鋼板は何年持つ?

ガルバリウム鋼板は、適切なメンテナンスを繰り返すと、50年以上持つ高耐久な外壁材です。

ガルバリウム鋼板を50年以上持たせるためには、適切な塗装と水洗いによるメンテナンスが効果的です。

何もしないと20〜30年程経過すると表面にサビが発生するため、カビが発生する前に塗装メンテナンスを行いましょう。

定期的に外壁を水洗いするだけでも、サビや汚れなどによる外壁劣化リスクを低下させられます。

沿岸部などは潮風にあたりやすくサビのリスクが高いため、高頻度で水洗いすることで長持ちします。

ただし高圧洗浄機による水洗いは破損の原因となるため、ご家庭にあるホースなどで優しく水洗いを行いましょう。

ガルバリウム鋼板で人気の色は?

ガルバリウム鋼板で人気がある色は、ブラックやダークブルーなど濃い色です。

他にもブラウンやホワイトなど、落ち着きのある色も選ばれています。

ガルバリウム鋼板の色はメーカーによってさまざまな色があり、すべて合わせると数百種類はあります。

ガルバリウム鋼板は形状によっても見た目の印象が大きく異なるため、サンプルを確認しながら選ぶとよいでしょう。

外壁の色は、自分たちの好みだけではなく、家や街並みとの相性、汚れの目立ちにくさなどを考慮して選ぶことが大切です。

ガルバリウム鋼板のメリットとデメリットを知りたい

ガルバリウム鋼板のメリットは耐用年数が長く、耐震性が高いことです。

適切にメンテナンスを行えば50年以上持つ材料ですし、重量も軽いため建物への負担が少なく揺れにも強いです。

一方デメリットは、外壁塗装と比較すると3~5倍するなど、コストの高さが挙げられます。

ガルバリウム鋼板は、サビにくく凍害に強いため高耐久な外壁材です。

さらにガルバリウム鋼板は軽量であるため、地震の際も住宅に負担をかける心配がありません。

コストは外壁塗装と比べると、材料費や施工費用が高いため、どうしても高額です。

しかし耐用年数やメンテナンス周期が長いため、長期的に見るとコストパフォーマンスに優れています。

外壁のガルバリウム鋼板を張り替えるなら業者に相談しよう


今回はガルバリウム鋼板の張り方や外壁の施工方法、費用相場などについて解説しました。

近年、ガルバリウム鋼板はさまざまなデザインが登場していることもあり、ガルバリウム鋼板は注目の外壁材となっています。

しかしガルバリウム鋼板の張り付けは、高い施工技術を要するため、DIYはおすすめできません。

外観の美しさ、機能性の高さを実感するためにも、ガルバリウム鋼板への張り替えは建築板金業者への相談がおすすめです。

なお、外壁にガルバリウム鋼板を使用する場合は「外壁にガルバリウム鋼板を使用するメリット・デメリットを紹介」もご覧ください。

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この記事は「内野 友和」が
書いています。

1979年生まれ。一級建築板金技能士。父・内野国春の元で建築板金の修行を始め、2014年より代表となり家業を受け継ぐ。20年以上、約5000件の現場経験で培った技術と知識で、建物の屋根・雨樋・板金・外壁工事を通じ、地域の皆様のお役に立てるように努力しております。
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