お問い合わせContact
04

コラムColumn

Wall the best > コラム > アルミサイディングのおすすめメーカー2選とおすすめ金属サイディングを紹介

アルミサイディングのおすすめメーカー2選とおすすめ金属サイディングを紹介

2023.04.03 Mon

「アルミサイディングのおすすめメーカーを知りたい」
「そもそもアルミサイディングで外壁リフォームをしても大丈夫だろうか?」

このようなお悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか。

本記事では、アルミサイディングのおすすめメーカー2選とおすすめの金属サイディングを紹介します。

外壁リフォームを検討している方は、アルミサイディングを含む金属サイディングの知識を深められます。

金属サイディングの知識を深めておくと、納得のいく外壁リフォームを実現しやすいです。

さっそくアルミサイディングのおすすめメーカーについて説明していきます。

アルミサイディングが含まれる金属サイディングとは?

金属サイディングとは、金属でできた外壁材のことです。

裏側に断熱材があるタイプも、ないタイプでも、金属でできた外壁は金属サイディングと呼ばれます。

金属サイディングのひとつがアルミサイディングです。

金属サイディングにはアルミサイディングのほか、主にガルバリウム鋼板を使用した外壁もあります。

アルミサイディングをさらに知るために下記の2つについて紹介します。

・アルミサイディングの特徴
・アルミサイディングの費用相場

それぞれ詳しくみていきましょう。

アルミサイディングの特長

アルミサイディングには下記の特徴があります。

・建物への負担が少ない
・サビに強い
・防水、防音、断熱性に優れている
・凍害に強い
・デザインが豊富

特に一つ目の「建物への負担が少ない」は、アルミサイディングの軽さが影響しています。

アルミサイディングは、他の外壁材と比べても軽量なので建物への負荷が少なく揺れに強いため、耐震性が高いと注目されています。

アルミサイディングの費用相場

アルミサイディングでリフォームを行う場合の価格は、住宅の大きさによって変わります。

一般的な大きさの住宅の場合、費用相場は下記のとおりです。

・カバー工法(重ね張り):120~400万円程度
・張り替え:140~400万円程度

カバー工法(重ね張り)と張り替えでは、費用相場が異なります。

建物内部の劣化が確認できる場合には張り替えがおすすめです。

カバー工法(重ね張り)で十分に対応できるケースもあるので、張り替えと迷ったときには業者と相談して決めましょう。

アルミサイディングでおすすめのメーカー2選

アルミサイディングのおすすめメーカーを2つ紹介します。

・YKK AP株式会社
・旭トステム外装株式会社

メーカーごとに特徴があるため詳しくみていきましょう。

YKK AP株式会社

一つ目のおすすめメーカーはYKK AP株式会社です。

YKK AP株式会社のアルミサイディングには以下のような特徴があります。

・軽量で耐震性がある
・水分につよくサビにくい

特にカバー工法(重ね張り)の場合、軽量であることが重要です。

カバー工法(重ね張り)の場合、新しい外壁材の重量が加わるためリフォーム前に比べて増えてしまい、住宅にかかる負担が大きくなるからです。

YKK AP株式会社のアルミサイディングは軽量なので、住宅への負担を少なくできます。

旭トステム外装株式会社

次におすすめするメーカーは旭トステム外装株式会社です。

旭トステム外装株式会社のアルミサイディングは、窯業系サイディングと比べると重量が約8分の1と軽量です。

柱や梁などにかかる負担が少なくなるので、地震が発生したときに住宅への影響を最小限におさえられます。

凍害にも強いので、寒冷地など寒暖の差が激しい地域でも、素材の劣化が起こりにくいです。

デザインも、金属ならではの質感を活かした商品が人気となっています。

アルミサイディングメーカーを選ぶときのポイントを3つ紹介

メーカーを選ぶときに「どう選べばいいかわからない」とならないよう、選ぶポイント3つを解説します。

・地域にあった特徴があるかどうか
・耐震性やデザイン性はどうか
・価格は予算にあっているか

高額な外壁リフォームでは、3つ目は特に重要な項目です。

詳しくみていきましょう。

地域にあった特徴があるかどうか

地域にあった特徴があるアルミサイディングかどうか、事前に確認してください。

住む地域によってアルミサイディングに求められる機能が異なります。

たとえば海の近くでは塩害に強いアルミサイディングがおすすめです。

寒冷地域に住んでいる場合は、耐凍結性能が高いアルミサイディングを選びましょう。

住む地域にどのような特徴があるか把握してアルミサイディングを選ぶと、施工後に後悔しにくいです。

耐震性やデザイン性はどうか

外壁リフォームをするときに気になるのが耐震性やデザイン性です。

カバー工法(重ね張り)を実施する場合、外壁の重量が重くなると耐震性にも悪影響を及ぼしかねないので、慎重に検討したいところです。

また、各メーカーによってアルミサイディングのデザインは異なります。

好きなデザインがあるかどうかサンプルや写真などを確認したうえで決めましょう。

価格は予算にあっているか

内容にもよりますが、外壁リフォームはある程度まとまった費用が必要になります。

大切な住宅を長持ちさせるために必要なメンテナンスですが、予算の範囲内に収めることも重要です。

たとえば、おなじ金属サイディングでもアルミサイディングとガルバリウム鋼板では価格に差があります。

アルミサイディングのほうが外壁リフォーム費用が高くなってしまいます。

価格をしっかりと把握して、予算の範囲内でリフォームできるかどうか検討するのは大切です。

次はガルバリウム鋼板について紹介しますので、予算にあった外壁選びの参考にしてください。

アルミサイディングよりガルバリウム鋼板がおすすめ

アルミサイディングでの外壁路フォームを検討されている方にも、ガルバリウム鋼板はおすすめです。

ガルバリウム鋼板も金属サイディングのひとつで、耐久性など様々な面で優れた外壁材です。

下記の2つについて、アルミサイディングと比較しつつ紹介します。

・ガルバリウム鋼板の特徴
・ガルバリウム鋼板の費用相場

それぞれ詳しくみていきましょう。

ガルバリウム鋼板の特長

ガルバリウム鋼板は、鋼板に亜鉛・アルミなどの合金をメッキ加工した素材です。

下記の特徴があります。

・サビに強い
・防水性が高い
・素材が軽量
・熱反射率に優れている
・金属質でスタイリッシュ

ガルバリウム鋼板はメッキ加工されているため防水性が高く、凍害の発生リスクが低いです。

ガルバリウム鋼板の費用相場

ガルバリウム鋼板の費用相場を紹介します。

・カバー工法(重ね張り):130〜220万円程度
・張り替え:100〜360万円程度

アルミサイディングの費用相場も見てみましょう。

・カバー工法(重ね張り):120~400万円程度
・張り替え:140~400万円程度

比較すると、アルミサイディングは費用が高くなる可能性もあることが分かります。

ただし価格は住宅の大きさによっても変動しますので、詳しくは業者まで見積もり依頼をしてみましょう。

アルミサイディングよりガルバリウム鋼板をおすすめする理由

アルミサイディングは優れた点もある建材ですが、今からリフォームするならガルバリウム鋼板の活用がおすすめです。

アルミサイディングよりガルバリウム鋼板をおすすめする理由は下記のとおりです。

・アルミサイディングに比べると費用が安くすむ
・アルミサイディングよりデザインが豊富
・アルミサイディングよりメーカーの選択肢が増える

外壁リフォームは何度も頻繁に行うものではありません。

アルミサイディングにこだわらず、ガルバリウム鋼板など他の優れた建材の活用を検討して、納得のいくリフォームを行いましょう。

アルミサイディングメーカーを選ぶときは目的を明確にして選ぶようにしよう

本記事ではアルミサイディングの特徴やおすすめメーカー、選ぶ時のポイントなどをご紹介しました。

ご紹介した内容をまとめます。

・アルミサイディングのおすすめメーカーはYKK AP株式会社と旭トステム外装株式会社
・アルミサイディングは軽量なのでカバー工法(重ね張り)に向いている
・アルミサイディングはガルバリウム鋼板と比較して費用が高額
・外壁リフォームは素材にこだわらず納得のいくものを選ぶ

アルミサイディングは軽量のため建物への負担が少なく、カバー工法(重ね張り)などの外壁リフォームに向いている素材です。

一方でガルバリウム鋼板など、安価でデザインも豊富な建材も他にあります。

こだわりがなければ、よりコストパフォーマンスが高いガルバリウム鋼板など別の建材の活用を検討してみることをおすすめします。

迷ったときは、業者の相談しながら納得のいく素材を選びましょう。

関連記事:アルミサイディングとは?特徴やメリット・デメリットを解説

Share this article

この記事は「内野 友和」が
書いています。

1979年生まれ。一級建築板金技能士。父・内野国春の元で建築板金の修行を始め、2014年より代表となり家業を受け継ぐ。20年以上、約5000件の現場経験で培った技術と知識で、建物の屋根・雨樋・板金・外壁工事を通じ、地域の皆様のお役に立てるように努力しております。
« »

耐久性・耐候性、遮熱性
デザイン性に優れている
金属外壁材料に関する
お問い合わせはこちらから