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アルミサイディング業者の選び方や費用を抑える方法を紹介

2022.11.19 Sat


「外壁リフォームを誰に相談したらいいか分からない」
「アルミサイディングのメリットやデメリットを知りたい」
このように考えている方もいるでしょう。

アルミサイディングは、軽量で耐用年数が長いという特徴を持っています。

今回は外壁リフォームを依頼する業者の選び方や、アルミサイディングの費用、メリット・デメリットなどを紹介します。

外壁材にアルミサイディングの施工を考えている方はぜひチェックしてみてください。

アルミサイディングの施工業者とは


サイディングは外壁材として活用されており、主に下記の4種類があります。

・金属系
・窯業系
・樹脂系
・木質系

金属系サイディングの中でもアルミを原料として製造されたものがアルミサイディングです。

施工を行っている業者やアルミサイディングの特徴について紹介します。

アルミサイディングの施工を行っている業者

外壁リフォームでアルミサイディングの施工を実施する際は、仲介業者を介さずに直接工事を行う業者がおすすめです。

直接工事をしてくれる業者を選ぶメリットは、仲介手数料が発生しないことと、お手頃な価格で技術の高い施工を行ってくれることです。

直接工事をしてくれるおすすめの業者に、建築板金業者が挙げられます。

その他の施工業者は工務店やハウスメーカー、ホームセンターなどがありますが、仲介手数料が発生することも多いです。

よって外壁リフォームを実施するなら、直接施工を行ってくれる建築板金業者へ相談するのがおすすめです。

アルミサイディングの概要

アルミサイディングはアルミを原料として製造されており、金属系サイディングに分類されます。

アルミサイディングの特徴は、軽量で加工しやすく、サビにくいことです。

外壁リフォームに使う材料が軽量であれば、建物にかかる負荷も少なくて済みます。

アルミサイディングの耐用年数は30~40年程度と言われており、定期的なメンテナンスを行えば、さらに長く使うことが可能です。

最近はガルバリウム鋼板という外壁材も、金属系サイディングの主流として使用されています。

優良なアルミサイディング業者の選び方


「外壁リフォームを検討しているけれど、どのように業者を調べたらいいか分からない」

このように考えている方に向けて、優良なアルミサイディングの業者の選び方について紹介します。

【優良な業者を選ぶ際のポイント】
・建設業の許可がある
・リフォームパートナー協議会に加盟している
・地域で長い間営業している
・自社で施工可能な職人がいる
・リフォームに関する国家資格を取得している

国家資格の例として、建築板金技能士・かわらぶき技能士・建築士・施工管理技士などが挙げられます。

また建設業の許可を得ていたり地元で長い間営業を行っていたりする業者は、そうでない業者と比較して信頼感があります。

ポイントを押さえて業者を選ぶことで仲介手数料が発生せず、お手頃価格で高品質な施工をする業者に出会えるでしょう。

業者にアルミサイディングの外壁施工を依頼した場合の費用相場

外壁施工の費用相場は、建物の大きさによって異なります。

一般的な大きさの住宅の場合、新築住宅で150~300万円程度、外壁リフォームで200~400万円程度の費用が相場です。

外壁リフォームでは、施工方法によっても費用が異なります。

施工方法は、古くなった外壁の上から新しく外壁を重ねて張る「カバー工法」と、新しい外壁を張り替える「張り替え」の2つがあります。

施工費用は、カバー工法で120~400万円、張り替えで140~400万円です。

張り替えは、外壁の剥離や雨漏り、建物内部の劣化が確認できる場合におすすめの方法です。

外壁のほぼすべての不具合に対処できますが、費用や工期などのコストがかかりやすい傾向があります。

カバー工法は、張り替えよりも低価格で施工してくれます。

建物内部の劣化がない場合はカバー工法でも対応可能です。

どちらの方法でリフォームを行うかは業者と相談のうえ検討しましょう。

アルミサイディング施工の業者費用を抑える方法

アルミサイディング施工を依頼したいときに、最も気になることの一つに業者費用があるのではないでしょうか。

以下では、業者費用を抑える方法を4つ紹介します。

・建築業者に依頼する
・他の施工と同時行う
・定期的にメンテナンスを受ける
・悪徳業者への依頼を避ける

どういうことか、詳しく解説します。

建築板金業者に依頼する

直接施工を実施する建築板金業者に依頼すると、仲介手数料が発生しないためお手頃価格で施工を行えます。

工務店やホームセンターなどで依頼すると仲介手数料が発生するため、費用が高くなりがちです。

建築板金業者なら自社に施工が可能な職人が在籍しているため、低価格で高品質の施工が可能です。

他の施工と同時に行う

屋根を修理する際に外壁リフォームを同時に実施することで、足場費用を抑えることができます。

現場の環境にもよりますが、施工には足場費用がかかるケースがあるものです。

そこで屋根修理と同時に外壁リフォームを実施することで足場費用を一回で済ませられます。

屋根の修理の場合、足場費用の目安価格は10~30万円程度です。

定期的にメンテナンスを実施する

アルミサイディングの耐用年数は30~40年程度です。

定期的にメンテナンスを行うことでさらに長持ちします。

メンテナンス方法は、外壁にこまめに水をかけてあげるだけです。

潮風や酸性雨などの影響がある地域ではこまめに実施すると効果的です。

また外壁の定期メンテナンスを実施すると外壁の小さな変化に気づきやすいため、不具合が悪化する前に比較的安価で修理できます。

悪徳業者への依頼を避ける

悪徳業者に依頼をしてしまうと外壁の不具合が改善されない、高額な費用を請求されてしまうなどのトラブルが考えられます。

業者を選ぶ際には、国家資格を保有しているか、長年営業している地域に根付いた業者であるかなどのポイントを押さえることが大切です。

後悔しないよう、慎重に業者選びを検討しましょう。

アルミサイディングのメリット・デメリット

アルミサイディングのメリットとデメリットを紹介します。

【アルミサイディングのメリット】
・サビにくい
・防水、防音、断熱性が高い
・デザインが豊富

【アルミサイディングのデメリット】
・傷や衝撃に弱い
・対応しているカラーが多くない

どういうことか、一つずつ解説します。

メリット

アルミサイディングのメリットは下記の通りです。

【メリット】
・サビにくい
・防水、防音、断熱性が高い
・凍害に強い
・デザインが豊富

アルミサイディングはアルミと断熱材が一体になって成形されているため、外気の影響を受けにくいです。

断熱材は音を吸収する効果があるため、生活音が漏れたり外の騒音を気にしたりする必要もありません。

アルミサイディングは水をはじいて内部に通さないため、防水性も高い特徴があります。

そのため凍害にも強いです。

凍害とは、気温が低くなると、外壁内部に染み込んだ水分が、凍結、膨張、破裂を繰り返して外壁材が劣化する現象です。

特に寒い地域や降水量の多い地域などは、アルミサイディングの効果をより感じられるでしょう。

アルミサイディングのデザインは、金属特有のメタリックな質感や、洋風のレンガ調のデザインなど豊富に取り揃えられています。

機能性だけでなく自分好みのデザインも選べるため、満足のいくリフォームになるでしょう。

デメリット

アルミサイディングのデメリットは、下記の通りです。

・傷や衝撃に弱い
・対応しているカラーが多くはない

アルミサイディングはアルミが原料であることから、大きな衝撃が加わると凹んだり、温度変化によって変形したりすることがあります。

小石や砂などが当たって強く擦れると傷がつきやすく、傷を放置しておくとサビが発生する原因になりかねません。

また、アルミサイディングは数百種類のカラーが展開されています。

ただしペンキでの塗装と比較すると、対応しているカラーが多くはありません。

アルミサイディングに関する悩みは業者に相談してみよう


アルミサイディングの価格や施工方法などは業者ごとに異なるため、直接話を聞くことが大切です。

外壁リフォームを考えている方は、この機会に建築板金業者へ相談してみてはいかがでしょうか。

今回紹介した内容を参考にして、ぜひ優良な業者を見つけてくださいね。

 

■関連リンク

アルミサイディングとは?特徴やメリット・デメリットを解説

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この記事は「内野 友和」が
書いています。

1979年生まれ。一級建築板金技能士。父・内野国春の元で建築板金の修行を始め、2014年より代表となり家業を受け継ぐ。20年以上、約5000件の現場経験で培った技術と知識で、建物の屋根・雨樋・板金・外壁工事を通じ、地域の皆様のお役に立てるように努力しております。
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