お問い合わせContact
04

コラムColumn

Wall the best > コラム > ガルバリウム鋼板の外壁は安いの?価格や費用を抑える方法を紹介

ガルバリウム鋼板の外壁は安いの?価格や費用を抑える方法を紹介

2022.11.11 Fri


「ガルバリウム鋼板の外壁は高いのだろうか?」
「外壁をガルバリウム鋼板にしたいけど、できるだけ費用を抑えたい」

ガルバリウム鋼板を外壁に採用したい場合、費用が気になる方も多いでしょう。

そこで本記事では、ガルバリウム鋼板の価格や耐用年数などについて解説します。

ガルバリウム鋼板は耐用年数が長くて機能性に富む素材のため、コストパフォーマンスの高い外壁材です。

費用相場や費用を抑える方法についても解説しますので、検討中の方はぜひ最後までご覧ください。

外壁をガルバリウム鋼板にする場合の価格・耐用年数

外壁をガルバリウム鋼板にする場合、多くの方が気になるポイントは以下の2つです。

・ガルバリウム鋼板を外壁へ使用する場合の価格
・ガルバリウム鋼板の耐用年数

ガルバリウム鋼板の基本的な知識を確認し、納得のいく外壁材選びをしましょう。

ガルバリウム鋼板を外壁へ使用する場合の価格

ガルバリウム鋼板を外壁へ使用する場合、価格相場は以下の通りです。

・新築住宅に取り付ける場合:150~300万円程度
・外壁リフォームの場合:200~400万円程度

工事内容によって実際の価格は異なります。

たとえば既存の外壁材のうえに新しい外壁材を張るカバー工法(重ね張り)と張り替えでは、下記のような価格の違いがあります。

・カバー工法(重ね張り):130~220万円
・張り替え:100~360万円

張り替えは既存外壁材の撤去費用も発生するため、カバー工法より高額になりがちです。

他にも、外壁を塗り替える塗装工事や部分補修といった工事もあります。

塗装工事の費用相場は60〜120万円ほどですが、部分補修は作業内容や補修範囲によって価格が異なります。

部分補修の作業内容と費用相場は、以下の通りです。

・ひび割れ(クラック):1~10万円
・コーキングの打ち替え:900〜1,200円/メートル
・コーキングの打ち増し:500~900円/メートル
・鉄部のサビ取り:200~2,200円/平方メートル
・穴、へこみ、欠け、傷など:1~6万円/箇所

コーキングの打ち替えは、上記費用の他に既存撤去費用として別途1〜3万円ほど追加で必要となります。

足場が必要な場合や狭い場所での作業、3階部分など作業の手間がかかる場合は、相場より高額になる可能性が高いです。

外壁の状態によっても修理費用が変動するため、正確な修理費用を把握したい場合は、業者に見積もりを依頼しましょう。

ガルバリウム鋼板の耐用年数

ガルバリウム鋼板の外壁は、一般的に20〜30年ほどで表面にサビが出始めます。

サビが発生する前に定期的なメンテナンスを行なうことで、ガルバリウム鋼板を長持ちさせることが可能です。

ガルバリウム鋼板は、適切なメンテナンスを繰り返せば50年以上持つ高耐久な外壁材です。

外壁リフォームでガルバリウム鋼板を使用する場合に価格を抑える方法

外壁リフォームでガルバリウム鋼板を採用したいけど、費用はできるだけ抑えたいと考える方も多いでしょう。

外壁リフォームを行う際、できるだけ費用を抑える方法は以下の4つです。

・直接施工を行う業者に依頼する
・屋根修理と同時に行う
・定期的なメンテナンスを行う
・優良業者に依頼する

費用を抑えるポイントを確認して、無理なく外壁リフォームを行いましょう。

それでは、1つずつ解説していきます。

直接施工を行う業者に依頼する

できるだけ費用を抑える方法1つ目は、直接施工を行う業者に依頼することです。

外壁リフォームは工務店やハウスメーカー、リフォーム会社などさまざまな場所で依頼ができます。

しかし自社職人がいない場合は、職人を外注するため中間マージン(仲介手数料)が発生します。

自社職人が直接施工を行う場合は、中間マージンが発生しません。

同じ作業を行っても中間マージンが発生する場合は、費用が高額になります。

できるだけ費用を抑えたい場合は、直接施工を行う業者へ依頼するとよいでしょう。

「Wall the best」では、自社職人が直接施工を行うため、お手頃価格で高品質な施工が可能です。

屋根修理と同時に行う

できるだけ費用を抑える方法2つ目は、屋根修理と同時に行うことです。

外壁工事と屋根工事は、一般的にどちらも足場を設置します。

たとえば屋根修理の場合、一般的に足場費用は10〜30万円ほどかかります。

屋根と外壁で2回足場を設置すると、20〜60万円が足場費用で発生するのです。

近々屋根の工事も検討している場合は、同時に工事を行うと費用の節約ができます。

定期的なメンテナンスを行う

できるだけ費用を抑える方法3つ目は、定期的なメンテナンスを行うことです。

大規模な修繕工事は、工期やコストがかかります。

費用を抑えたい場合は、きれいな状態を長持ちさせること、不具合を早急に直すことが大切です。

ガルバリウム鋼板は、サビの原因となる塩分やホコリを流すことで長持ちさせられます。

定期的に水をかけるだけで外壁を長持ちさせることが可能です。

ただし、高圧洗浄機を使用すると外壁に傷がつくため、ホースなどで流してあげましょう。

潮風や酸性雨が降る地域の場合は、こまめにメンテナンスを実施することで、サビの発生リスクを低下できます。

また早急に不具合を発見するためには、目視で外壁の状態を確認することも大切です。

不具合が悪化する前に修理を依頼できれば、費用を抑えられます。

優良業者に依頼する

できるだけ費用を抑える方法4つ目は、優良業者に依頼することです。

費用を抑えるためには、業者選びも大切です。

優良業者かどうかを判断するのは正直難しいですが、見分けるポイントはいくつかあります。

・国家資格を保有した職人が在籍している
・施工実績が公開されている
・地域での営業年数
・口コミや近所の評判を確認

ホームページを確認して、信頼できそうな業者を見つけることが大切です。

また分かりやすい見積もりの提示や説明をしてくれるかなど、接客面も確認するとよいでしょう。

悪徳業者に依頼してしまうと、施工不良や高額請求などトラブルに発展する恐れがあります。

少しでも不安が残る業者は避けたほうが無難です。

火災保険を当てにした修理には注意が必要


火災保険を当てにした外壁修理は避けましょう。

台風や竜巻など自然災害が原因の場合、火災保険を適用できる可能性はあります。

しかし、その他の理由による修理の場合、火災保険はおりません。

業者のなかには「火災保険を使えば無料で修理ができますよ」と契約を迫るケースも耳にします。

ただし、火災保険がおりるかどうかを判断するのは保険会社です。

気になる方は、事前に契約している保険会社に確認してみましょう。

最初から火災保険をあてにするような業者は、悪徳業者の可能性が高いため避けることをおすすめします。

仮に自然災害による破損でも、修理費用が満額支給されるかどうかは分かりません。

火災保険をあてにしたリフォームは危険です。

外壁リフォームでガルバリウム鋼板を使用する場合によくある疑問

外壁リフォームは何度も行うものではないため、分からないことや不安なことも多いのではないでしょうか。

外壁にガルバリウム鋼板を使用する場合に、多くの方が抱える疑問は以下の3つです。

・DIYでガルバリウム鋼板を使用できる?
・外壁にガルバリウム鋼板を使用するメリット・デメリットは?
・外壁リフォーム業者の探し方は?

疑問を解決することで、不安なくリフォームを実施できるでしょう。

DIYでガルバリウム鋼板を使用できる?

DIYでガルバリウム鋼板を使用した外壁リフォームは不可能ではありませんが、おすすめはできません。

金属外壁材は取り付けが難しく、既存の外壁を傷つけたり、施工不良になったりする可能性が高いです。

その結果、かかった時間やコストに見合わない仕上がりとなり、後悔する方もいらっしゃいます。

また高所での作業が発生すると、落下によるケガのリスクや物の落下によるトラブルのリスクもあります。

外壁の修理やリフォームは、DIYでなく業者に相談してみましょう。

外壁にガルバリウム鋼板を使用するメリット・デメリットは?

外壁リフォームで素材を選ぶ際、外壁材のメリット・デメリットは確認しておきたいポイントです。

外壁にガルバリウム鋼板を使用するメリットやデメリットは、以下の通りです。

【メリット】
・サビにくい
・耐用年数が長い
・耐震性や断熱性、防音性が高い

【デメリット】
・メンテナンスをしないとサビが発生する
・コストが高い

ガルバリウム鋼板は、サビにくく性能に優れたメリットの多い素材です。

しかし、サビないわけではないため、長持ちさせるためにはメンテナンスが必要となります。

外壁リフォーム業者の探し方は?

外壁リフォーム業者の中には悪徳な業者も存在するため、業者選びは非常に重要です。

業者選びでは、優良だとおもう業者を2社ほどピックアップして、相見積もりをとるのがおすすめです。

業者選びのポイントは、以下の5つが挙げられます。

・建築業許可を取得しているか
・リフォームパートナー協議会(RECACO)に加盟をしているか
・地域で長く営業しているか
・自社職人がいるか
・国家資格を取得しているか

上記5つを参考にして業者を選ぶと、悪徳業者を避けることができるでしょう。

また、相見積もりは多ければ多い方がよいというものではありません。

2社ほど相見積もりをとれば、相場は確認できます。

優良業者に依頼したい場合、相見積もりで一番重要なのは、金額ではなく人柄です。

丁寧で分かりやすい説明、担当者との相性などから「この人(この会社)にお任せしたい」と感じる業者を選ぶことが大切です。

価格の見積もりをとって外壁にガルバリウム鋼板を張り付けよう


今回はガルバリウム鋼板の価格や耐用年数などを解説しました。

ガルバリウム鋼板は、高耐久で高額です。

1度施工を行うと定期的なメンテナンスを行えば長持ちするため、しっかりと特徴を確認し、後悔のない施工を行いましょう。

本記事で紹介した価格は、あくまでも一般的な相場にすぎません。

エリアや現場の環境、外壁の状態などさまざまな要因によって費用は異なります。

外壁リフォームを検討中の方はまず業者に見積もりを依頼し、具体的な費用を確認するとよいでしょう。

 

■関連リンク

外壁にガルバリウム鋼板を使用するメリット・デメリットを紹介

Share this article

この記事は「内野 友和」が
書いています。

1979年生まれ。一級建築板金技能士。父・内野国春の元で建築板金の修行を始め、2014年より代表となり家業を受け継ぐ。20年以上、約5000件の現場経験で培った技術と知識で、建物の屋根・雨樋・板金・外壁工事を通じ、地域の皆様のお役に立てるように努力しております。
« »

耐久性・耐候性、遮熱性
デザイン性に優れている
金属外壁材料に関する
お問い合わせはこちらから